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【失敗しない選び方】公務員予備校と独学の特徴、選び方を現役合格者が解説

公務員試験対策は予備校か独学か。
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公務員を目指そうと思った人が、最初にぶつかる問題が「公務員試験」だと思います。
以下のような悩みや疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

  • どうやって勉強したら良いのか分からない。
  • 予備校に通いたいけど、費用が高くて手が出しづらい。
  • 間違った勉強方法で、不合格になるのは嫌だ。

私が公務員試験の勉強を始めたのは、大学3年生の2月だったのですが、上記のような悩みを持っていました。
私は悩んだ結果、予備校に入校したのですが、2ヶ月で辞めました。

その後、独学で勉強を続けて新卒採用で公務員になる事が出来たのですが、月しか通っていない予備校でも、入校して良かったと感じる部分もあります。

そんな私が、2カ月で予備校を辞めた理由を含め、予備校と独学のメリット・デメリットを解説したいと思いますので、お悩みの方は参考にしてみてください。

ちなみに、私が今から公務員を目指すなら「オンライン型の予備校」を選びます。
理由は後述しますが、コスパ(費用対効果)、タイパ(時間対効果)が最高だからです。

公務員試験は時間との戦いです。

費用をかけずに効率よく学習して、最短で合格したいと考えている方にはおススメの内容となっていますので、ぜひご覧ください。

目次

公務員試験の内容をざっくり解説

公務員は大きく分けて、「国家公務員」「地方公務員」に分かれます。
国家公務員は国家機関で勤務する職員、地方公務員は県庁や市役所等の地方自治体で勤務する職員です。

さらに、事務を担当する「総合職、一般職、行政職」や、専門的な内容を担当する「専門職(国税専門官等)」等に分かれます。

同じ公務員でも、仕事内容は様々なため、採用試験で求められる能力も異なってきます。
そのため、受験する「自治体」や「職種」によって、公務員試験の出題内容が異なります。

試験勉強を始める前に、必ず自分が受験する機関のホームページで試験案内を確認してください。
試験内容を把握してから勉強することで、試験対策の無駄な時間を削ることが出来ます。

また、年齢制限を設けている自治体もありますので、早めに試験対策を始めることをおすすめします。

公務員試験の試験科目

公務員の試験科目は、大きく分けて2種類あり、「教養試験」と「専門試験」とよばれています。

教養試験とは

大きく分けて、2つの分野で構成されています。

  1. 一般知識分野:主要5科目(国語、数学、英語、理科、社会)、時事問題等。
  2. 一般知能分野:問題解決能力をはかる数的処理、文章理解。

特に、一般知能分野は出題数が多いため、優先的に対策が必要です。

専門試験とは

大きく分けて、4つの分野で構成されています。

  1. 法律系:憲法、行政法、民法等
  2. 経済系:経済学、財政学等
  3. 行政系:政治学、行政学、国際関係等
  4. その他の分野:専門職等で出題される会計学等。

専門的な内容が多いため、予備校での対策がおすすめです。


国家公務員、地方上級(県庁、市役所等)は、教養試験と専門試験が両方出題される自治体が多いです。
また、警察官、消防官など、教養試験しか出題されない職種もあります。

受験する自治体ごとに出題内容が変わる場合もありますので、必ず試験案内で出題内容を確認してください。
参考として、大まかな出題範囲を記載しておきます。

公務員試験は、1年に複数の自治体を受験することもできますので、ご自身の学習状況に合わせて、複数受験することもおすすめです。

教養試験専門試験
国家総合職(一般職)
国家専門職
地方上級
警察官、消防官
国立大学法人等職員
職種別の出題範囲一覧

公務員試験の日程

公務員試験は、実施機関や自治体ごとにスケジュールが異なります。
国家公務員や地方上級は4月~6月頃、地方公務員(市役所等)は6月~9月頃に多く実施されています。

試験日程の詳細については、試験科目と合わせて試験案内で確認してください。
私は申込期限の確認不足で、併願先を受験出来なかったので、余裕をもって確認しておきましょう。

予備校と独学の特徴をそれぞれ解説

さて、公務員試験の概要が分かったところで、いよいよ予備校と独学のメリット・デメリットを解説していきます。
まずは、それぞれの特徴を比較表にまとめましたのでご確認ください。

スクロールできます

予備校
(通学型)

予備校
(オンライン型)
独学
費用25万円~40万円3万円~20万円1万円~5万円
学習効率良い良い個人差あり
サポート充実しているありなし
通学時間個人差ありなしなし
スケジュール立てやすい自己管理が必要完全自己管理
2次試験対策充実しているありなし
予備校(通学型、オンライン型)、独学の特徴比較表

予備校(通学型)の特徴

予備校(通学型)は、合格までのスケジュールを一緒に考えてくれたり、2次試験対策まで受けられるなど、合格までの充実したサポートが魅力です。

また、一緒に勉強する仲間も出来るので、モチベーションを保ちやすいです。

一方、費用が高いというデメリットもあります。
しかし、不合格で1年浪人することを考えると、最短で合格するためには高くない出費だと思います。

予備校(通学型)の特徴
  • サポートが充実している。
  • 合格までのスケジュールが把握しやすい。
  • 勉強仲間がいるので、モチベーションを保ちやすい。
  • 2次試験対策が充実している
  • 費用が高い
  • 講師の当たりはずれがある
  • 通学に時間がかかる

予備校(オンライン型)の特徴

予備校(オンライン型)は、パソコンやケータイから講義を受講して、学習することになります。
家賃や人件費がかからないため、予備校(通学型)に比べて、費用が安いことが特徴です。

デメリットとしては、対面型に比べて質問機会が少ないことが多いことが挙げられます。
しかし、全国どこからでも優秀な講師の授業を受けられるため、授業の質が高く、質問機会が少なくても、理解しながら学習出来ると思います。

また、公務員試験対策は、出題範囲が広いため、時間との戦いとなります。
通学中のすきま時間にスマホ学習で時間を確保したり、倍速視聴で講義時間を短縮したりと、効率よく学習を進められることが最大のメリットと言えるでしょう。

予備校(オンライン型の特徴
  • 通学型に比べて費用が安い。
  • どの地域でも分かりやすい講義が受講できる。
  • 倍速視聴で学習の時間短縮ができる。
  • すきま時間で学習できる。
  • 受講コースの幅が多い
  • 自分でスケジュール管理が必要。
  • 通信環境が必要。
  • 通学型に比べて対面での質問機会が少ない

独学の特徴

独学で学習する場合、試験内容の把握~参考書選びまで、自分で調べる必要があります。
公務員試験は、時間との戦いのため、費用がある方は予備校に通うことがお勧めです

しかし、費用がない場合には、独学で学習するしかないと思います。
そこで、独学で大切にしてほしいポイントは、参考書・問題集選びです。

自分に合わない参考書で学習すると、学習効率が大きく落ちます。
書店などで内容を直接確認してから、参考書は購入してください。

私の場合は、解説が分かりやすい(省略されすぎていない)ことを重視していました。
※実際に使用した参考書は、別記事で解説したいと思います。

独学の特徴
  • 費用が安い。
  • 情報を自分で集めることが必要。
  • 予備校に比べて、学習時間がかかる場合が多い。
  • 正しい対策が出来ているか不安。

私の経験談・感想

ここからは、私の経験談をもとに、予備校・独学に感じたメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。
完全に個人の感想にはなりますが、効率よく学習するヒントもあると思います。

学習方法を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください。

予備校(通学型)に通った感想

通学型の予備校に2カ月通って辞めましたが、通って良かったこともたくさんあります。
特に、試験の対策スケジュールなどを教えてもらったことで計画的に学習できたため、合格することが出来たと思っています。

また、私は理系出身ということもあり、法律系や行政系の専門科目は、ほぼ知識ゼロでした。
それでも、講義で要点を押さえ、知識ゼロからでも効率よく学習することが出来たので、合格につながったと思っています。

反対に、予備校にデメリットを感じて辞めた理由は2つあります。

一つは、地方で予備校が遠かったため、通学時間に往復1時間半かかったことです。
公務員試験は、範囲が広いため、時間との戦いです。少しでも学習時間を増やすために予備校を辞めました。

もう一つは、一部科目の授業が分かりづらく感じたことです。
個人的な感想ですが、法律系や行政系は要点がまとめられて分かりやすかったのですが、数的処理は解説が少なく分かりづらく感じました。

全国に展開している予備校だったのですが、当時は通っている予備校の講義しか受けることが出来ず、講師が分かりづらいと学習効率が落ちてしまうこともありました。

私の場合は、分かりやすい科目を一気に学習したあとに退学分かりにくい科目は独学で学習して解決しました。
(早期退学するとキャッシュバックが受けられたので、独学のための参考書の購入費用に当てました。)

予備校(オンライン型)を無料体験した感想

オンライン型の予備校は、すきま時間で学習でき、講義が分かりやすく倍速視聴が可能、費用も安いので、個人的には一番良い選択肢だと感じました。

特に良いと感じたのが「スタディング」です。
スライドを使った講義で、教科書が手元になくても理解しやすい内容になっていました。

また、効率よく学習するための工夫がたくさんあり、正直驚きました。
参考として、一部の機能を紹介しておきます。

  • マイページの学習レポートで、「学習時間、講義の進捗状況」が確認出来る。
  • タイムライン機能を使って、生徒同士で交流したり、学習時間を共有して、やる気が出る。
  • AI問題復習で、個人別に最適なタイミングで復習問題が出題されるので、効率的に学習できる。

独学で勉強した感想

独学で勉強した感想は、科目によっては独学は効率が悪いということです。

私は、理系出身なので、数的処理は独学でもある程度理解できました。
しかし、法律などの専門科目については、独学では要点をおさえることに時間がかかったので、独学だと学習効率がかなり悪かったと思います。

私の場合は、予備校で苦手科目を克服したうえで独学を開始したので、約半年で合格できたと思います。
苦手科目は予備校で学習するか、すべての科目を独学で学習する際は、時間がかかることを覚悟して、早めに取り掛かることが大切だと思います。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。
これまで何度も述べてきましたが、公務員試験は時間との戦いです。

時間を短縮しながら、最短で合格するためには、予備校を利用するのがおすすめです。

個人的には、費用と学習効率を考えると、オンライン予備校の「スタディング」がおすすめです。

担任付きのフルサポートプランから、専門3科目プランまで、幅広いプランから選択できるので、自分に合ったプランを選択してください。

参考として、タイプ別のおすすめプランを記載しておきますので、参考にしてみてください。

とにかく最短で合格したい

「地方上級・市役所教養・専門合格担任フルサポート」がおすすめです。

とりあえず勉強を始めたい

「地方上級・市役所 教養・専門合格コース」がおすすめです

教養試験だけ勉強したい

「地方上級・市役所 教養合格コース」がおすすめです。

とにかく費用をおさえたい

以下のコースから、必要な分を選択することがおすすめです。

  • 地方上級・市役所 一般知能速習コース
  • 専門3科目速習コース
  • 論文/面接速習コース
  • 法律系専門科目速習コース
  • 行政系専門科目速習コース
  • 経済系専門科目速習コース
警察官・消防官になりたい

「警察官・消防官合格コース」がおすすめです。

公務員試験対策は予備校か独学か。

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